ディスカウントストアを展開するミスターマックス・ホールディングスが14日発表した令和2年3~5月期連結決算は、最終利益が前年同期の2倍強の8億円となった。売上高に当たる営業収益も11・3%増の327億円。新型コロナウイルスの感染拡大により、外出を控えて自宅で過ごす「巣ごもり消費」の需要が高まったのが寄与した。
家庭内で使う日用品や、家電製品などの販売が堅調だった。また、マスクやアルコール消毒液といった新型コロナ対策商品の売り上げも伸びた。
同時に3年2月期連結決算の業績予想を上方修正し、営業収益を当初予想の1226億円から1256億円に、最終利益を16億円から21億円にそれぞれ変えた。