川端康成の定宿も復活 ウェスティン都ホテル京都 数寄屋風別館を新装オープン

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客室では高野槙の浴槽で景色をながめながら天然温泉が楽しめる=14日、京都市東山区(田村慶子撮影)

客室では高野槙の浴槽で景色をながめながら天然温泉が楽しめる=14日、京都市東山区(田村慶子撮影)
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 ウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)は14日、同ホテル別館「佳(か)水(すい)園(えん)」を17日の新装開業に先立ち、報道陣に公開した。約60年前に建てられた外観や共用部など数寄屋風建物の一部を残し、専属の女将(おかみ)も置くなど「ホテルの中の高級旅館」として再生させた。

 2室を1室にして面積を広げ、平均客室面積は約40平方メートルから約70平方メートルに拡大。全12室のうち、約100平方メートルと広いタイプの客室の一つは文豪・川端康成氏の定宿だった。川端氏が客室から景色を望んでつづった書「雨過山如洗(雨過ぎて山洗うが如し)」の掛け軸もロビーに飾られている。平均客室料金は1室1泊20万~37万円(税・サービス料別)。

 日本の伝統文化に関心の高い欧米客をターゲットにしていたが、新型コロナウイルス感染拡大で訪日客が見込めないため、当面は関西圏を中心に国内の富裕層を取り込む。22日に政府が始める国内旅行の支援事業「Go To トラベル」キャンペーンには「感染対策もしっかりしながら、起爆剤としたい」と期待を示す。

 約1200メートルを掘削した天然温泉を各浴室に引き込んでおり、料理長が希望に沿って腕をふるう特別会席料理が別室で味わえる宿泊プラン(1室1泊44万8千円、税・サービス料別)も1日1組限定で用意。利用組だけで過ごせる空間・サービスを充実させており、「(新型コロナ下でも)距離を取りながらゆっくり過ごせる、安全・安心の旅をアピールしたい」(担当者)とする。

 一方、秋にオープンを予定していた天然温泉のスパ施設だが、工事の遅れや新型コロナ感染拡大が影響し、今年中の開業を目指すという。

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