マンション火災、重過失致死容疑で住人逮捕「火付けたマッチ捨てた」


 札幌市西区で14日未明、マンション1階から出火し、上階の住人2人が死亡した火災があり、西署は15日、重過失失火と重過失致死の疑いで、1階に住む無職、橋本学容疑者(41)を逮捕した。容疑を認め「たばこを吸うためマッチの火を付けたが、手が熱くなり投げ捨てた」と話している。

 署によると、橋本容疑者は1人暮らし。出火当時、部屋の床にはごみが散乱していたといい、署はマッチの火がごみに燃え移ったとみて、詳しい状況を調べている。

 逮捕容疑は14日午前0時ごろ、自室でたばこを吸うために火を付けたマッチを床に投げ捨てて火災を起こし、マンションの住人2人を死亡させた疑い。火災では住人4人が搬送され、3階に住む舟崎琢哉さん(56)と、2階に住む70代男性が死亡。残る2人は50代と60代の男性で、気道熱傷などの重傷だが命に別条はない。



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