JR東が「タッチレス」改札実験中 顔認証タイプも


 JR東日本は14日、ICカードを触れたり、切符を投入したりする必要がない「タッチレス」改札を一般客に体験してもらう実証実験を始めた。3月開業の山手線高輪ゲートウェイ駅前で9月まで開催する先端技術の紹介イベントに登場した。

 JR東は、スマートフォンの専用アプリを活用する改札機「タッチレスゲート」への切り替えを2~3年後に始めたい考え。将来はタッチを不要にするだけでなく、切符や改札機をなくし、列車に乗り降りできる仕組みを構想しており、利用者の意見を集め、準備を加速させる。

 JR東によると、タッチレスゲートが設置された改札では、天井のアンテナから床面に向けて「ミリ波」と呼ばれる電磁波を照射。高速でスマホとデータをやりとりし、ゲートを開く。イベントは2日前までの事前予約制で9月6日まで毎日開催している。



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