高リスクの店訪問「遺憾」 海保長官、乗組員感染





マスクをした人たちが歩く鹿児島市の繁華街・天文館=4日夜

 海上保安庁の奥島高弘長官は15日の記者会見で、鹿児島市の繁華街にあるショーパブを訪れた巡視船の男性乗組員3人が新型コロナウイルスに感染したことに関し「自ら感染リスクの高い場所に出入りして感染したのは誠に遺憾」と述べた。一時的に要員を補充するなどしたとして「業務への影響は一切生じていない」と強調した。

 海保によると、3人は第10管区海上保安本部(鹿児島)の20代2人、第11管区海上保安本部(那覇)の40代。繁華街・天文館のショーパブ「NEWおだまLee男爵」を訪れていた。

 奥島長官は、同庁の全職員に対し、感染対策が徹底されていない施設に出入りしないよう指示。3人が乗っていた巡視船は消毒し、接触の可能性がある乗組員は全員がPCR検査をした結果、いずれも陰性だったという。巡視船の具体名は明らかにしていない。



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