9月の国連総会 首脳演説は史上初の事前ビデオ収録に 新型コロナ





国連本部=アメリカ・ニューヨーク(宮川浩和撮影)
その他の写真を見る(1/4枚)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国連総会(193カ国)は22日、9月に米ニューヨーク国連本部で行われる各国首脳による一般討論演説について、事前収録したビデオ演説に切り替えて実施する決議案を採択した。一般討論演説のため各国首脳が総会議場に出席しないのは、史上初となる。

 国連総会の開会に合わせて行われる一般討論演説は例年、各国首脳が一堂に会し、首脳外交の重要な舞台となってきたが、今年は会談などを実施できず、各国の外交政策にも影響を及ぼしそうだ。

 グテレス事務総長が5月にビデオ演説で実施する方法を提案。これを受けて決議案が7月17日にオンライン上で採決にかけられ、加盟国から異論が出なかったため、22日夕に採択となった。

 各国首脳が内外情勢に対し、自国の立場を表明する一般討論演説は9月22~29日に実施される。ビデオ演説が上映される総会議場には対人距離を保つため、ニューヨーク駐在の各国代表部から最大2人ずつに限り出席が許される。

 このほか、国連創設75年を記念する会合(9月21日)や、核兵器廃絶に関する会合(10月2日)なども首脳は出席せず、事前に収録したビデオ演説を流すという。



Source link