職員感染の銀行、窓割られる 長野、県警捜査


 職員の新型コロナウイルス感染が確認された長野銀行小諸支店(長野県小諸市)にコンクリート片のようなものが投げ込まれ、窓ガラスが割られていたことが24日、県警などへの取材で分かった。県警は、職員の感染を理由とした嫌がらせの可能性もあるとみて、器物損壊容疑で捜査している。

 県警などによると、23日午前1時10分ごろ、小諸支店の警報装置が作動し、駆け付けた警備員が被害を確認。正面入り口横の窓ガラスに約30センチ四方の穴が開き、店内でコンクリート片のようなものが見つかった。

 長野銀行(同県松本市)は20日、小諸支店の20代の男性職員1人が感染したと発表。21日に支店を臨時休業にして消毒作業などを行い、翌22日から営業を再開していた。同行の担当者は「どんな理由にしろ卑劣な行為で、絶対にやめてほしい」と訴えている。



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