自民党大阪府連会長を辞任する意向を示している青山繁晴参院議員が27日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分、関西ローカル)に出演。同番組では「2025参院選 総括 ニッポンの明暗 徹底討論SP」と題し、自民党が参院選大敗後の「今後の政局」「ポスト石破」について討論した。
ゲストとして出演した青山氏は続投を表明している石破首相について「もともと総理の器ではない」と厳しく批判した。パネリストのフリーアナウンサー古舘伊知郎から「一時、石破さんは消費税減税をやるようなことを言っていた。あれはなんですか?」と質問すると、青山氏は「定見がない。定まった意見がない」とピシャリ。
石破首相は8月末までに進退について最終判断する方針だが、作家の竹田恒泰氏が「この人、戦後80年談話とか出さないかな…」と危惧すると、青山氏は「80年談話を出したいというので、石破総理はしがみついていらっしゃる」と心情を推察し、「8月末というのは見せかけで8月15日を越えたいというのが、たぶん総理の本心です」と8月15日の終戦記念日までは続投したい考えがあるのではないかとの見方を示した。