政府の観光支援事業「Go To トラベル」が始まって初の休日となった23日の主要観光地の人出は、大半の地点で直近の休日の19日と比べて増加したことが24日、KDDI(au)の調べで分かった。新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、調査した23地点のうち18地点が増えた。GoToトラベルの対象から外れた東京都は人出にばらつきがみられた。
スマートフォンの位置情報を基に人出を分析した。三重県の伊勢神宮の人出を前年7月の休日平均と比べると4・8%増になった。19日(46・1%減)から50・9ポイントの上昇となり、上昇幅は18地点の中で最も大きかった。
北海道の函館駅前は3・0%減で、19日(26・6%減)から23・6ポイント上昇。神奈川県の箱根湯本駅は19日の22・5%減から8・9%増に、金沢市の兼六園は38・9%減から27・3%減。