被災ホテル、国費で補修へ 高齢者の避難所に活用





浸水被害を受けた「人吉旅館」=10日午前、熊本県人吉市(萩原悠久人撮影)

 武田良太防災担当相は28日の衆院災害対策特別委員会の閉会中審査で、7月豪雨で被災した熊本県人吉市のホテルや旅館の補修工事を国費で負担し、高齢の被災者らを受け入れる避難所として活用する方針を明らかにした。「避難所の対象としていたホテルが大変な被害を受けた」と説明した。自民党の金子恭之氏への答弁。

 災害救助法は、避難所が足りないなどの理由で、既存施設を修理して使用せざるを得ない場合に応急修理費を公費負担できると定めている。

 武田氏は、新型コロナウイルス感染対策として段ボールベッドや非接触型体温計を被災地へ送るといった支援の状況を説明した。



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