偽装和牛を販売疑い逮捕、神戸の食肉卸会社前社長 兵庫県警

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兵庫県警に任意同行を求められる海崎孝一容疑者(中央)=28日午前、神戸市東灘区 

兵庫県警に任意同行を求められる海崎孝一容疑者(中央)=28日午前、神戸市東灘区 
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 交雑種の牛肉約100キロを「和牛」と虚偽表示して焼き肉店に卸したとして、兵庫県警生活経済課は28日、不正競争防止法違反(誤認惹起=ごにんじゃっき)の疑いで、神戸市東灘区の食肉卸会社「神戸サカヱ屋」(現・神戸武蔵フーズ)の前社長、海崎孝一容疑者(60)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。不正は数年にわたり続いたとみられ、県警は全容把握を進める。(林信登)

 捜査関係者らによると、海崎容疑者は従業員らと共謀し同社社長だった平成29年夏~30年秋ごろ、乳牛などと掛け合わせた交雑種の牛肉計約100キロについて伝票に「和牛」と偽って記載し、神戸市内の「焼肉六甲」元町店などに数十万円で販売した疑いがもたれている。

 焼肉六甲は同県内で7店舗展開する神戸発祥の焼き肉チェーン店。運営会社が昨年8月、過去3年間に神戸サカヱ屋から仕入れた計3・7トンの牛肉が「和牛」と偽装されていた疑いがあると発表。個体識別番号の使い回しや伝票の書き換えを確認し、注文客への返金を実施した。

 1頭から最大で30キロ程度しか取れない部位が100キロ以上納品されたケースもあったといい、焼肉六甲側は昨年11月に同法違反罪で同社側を刑事告発。県警は翌12月中旬に神戸サカヱ屋の関係先を家宅捜索した。

 同社をめぐっては、豚肉偽装の疑惑も発覚。昨年3月までの3年間で、産地が異なる豚肉計約6トンを県のブランド豚「ひょうご雪姫ポーク」などと偽って販売した疑いがあるとして、県が今年2月、同社側を刑事告発している。

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