秋篠宮家の長男・悠仁さま(18)は、学業に励む傍ら、公務にも積極的に取り組まれています。7月11日には、ご夫妻、佳子さまとともに東京都写真美術館を訪問し、被爆80年企画展「ヒロシマ1945」を視察されました。当時の資料をご覧になった悠仁さまは、「写真や映像が持つ情報の多さや力を非常に感じました」と感想を述べられています。今年4月に筑波大学生物学類に入学されて以来、悠仁さまの大学生活とキャンパス環境への関心が高まっています。
悠仁さまが筑波大学のキャンパスで勉学に励む様子。
悠仁さまの充実した大学生活と学業への取り組み
筑波大学での悠仁さまの学生生活は多忙を極めています。学友たちと共に勉学に励む姿は、学生の間でも目撃されています。筑波大学の学生からは「生物学類の学生が使う棟に自習室があるのですが、そこで複数のご学友と授業の課題に励まれている姿をお見かけしたことがあります」という声も聞かれます。悠仁さまは、公務と学業を見事に両立され、充実した大学生活を送られているようです。
筑波大学生物学類棟の「トイレ改修」と高額な費用
悠仁さまが主に利用される筑波大学生物学類の棟で、最近大規模な改築工事が行われました。特に注目を集めたのは「トイレ」の改修です。筑波大学施設部が公表した入札公告によると、『筑波大学生物・農林学系A棟トイレ改修工事』と『改修機械設備工事』にそれぞれ「3500万円未満」、合計で7000万円という大規模な予算が投じられ、10月まで工事が続く予定です。
この背景には、筑波大学全体のインフラ老朽化問題があります。悠仁さまが入学される直前の3月には「筑波大学インフラ長寿命化計画」が公表されており、筑波キャンパスの建築物の約37%が老朽化により改修を要する状態であることが明記されています。これは、開学から10年間に多くの建築物が集中して建設されたことに起因する特性とされています。
過去の改築事例と囁かれる警備強化説
悠仁さまの進学に際しての改修工事は、今回が初めてではありません。筑波大学附属高校に入学される直前にも、テニスコートやバスケットコートと共にトイレが改築されたと報じられたことがあります。この際には、警備面からのリニューアル説が囁かれました。警備の専門家も、SP(セキュリティポリス)が個室まで立ち入ることができないトイレは、ある意味で最大の「死角」であると指摘しています。今回の生物学類棟のトイレ改修も、悠仁さまの安全面を強化するための一環ではないかとの見方が出ていました。
実際、筑波大学では悠仁さまの入学以降、生物学類棟の入り口に警備員が常駐し、身分証の提示を求めるなど、セキュリティが強化されていることが報じられています。このような状況から、トイレの改築も警備強化の延長線上にあるのではないかという憶測が広まりました。
大学広報局が語る「親王殿下とは無関係」の真意
これらの憶測に対し、筑波大学広報局は明確な見解を示しています。大学側への取材によると、今回のトイレ改修は「老朽化した建物の計画的改修工事の一環」であるとのことです。具体的には、「2フロアの男女トイレで和式トイレの洋式化を含む一般的改修」であり、「もともと計画されていたもので、(親王殿下の在籍とは)関係ありません」と回答しています。
この回答は、今回の工事が特定の人物の在籍によるものではなく、大学全体のインフラ長寿命化計画に基づく、老朽化対策の一環であることを強調するものです。
筑波大学での悠仁さまの学業と学生生活は順調に進んでおり、今回のトイレ改修も、大学全体のキャンパス環境整備の一環として捉えることができます。公務と学業に真摯に取り組まれる悠仁さまが、より快適な環境で勉学に励むことができるよう、大学側の努力が続けられています。