米政府、富士フイルム子会社に280億円拠出 ワクチン製造支援





27日、新型コロナウイルス感染症のワクチン研究が進む富士フイルムの子会社の工場を訪れ、マスクを着けるトランプ米大統領=ノースカロライナ州(ロイター)

 【ワシントン=塩原永久】米政府は27日、富士フイルム子会社のバイオ医薬品企業「フジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ」(FDB)に2億6500万ドル(約280億円)を拠出すると発表した。

 同社は新型コロナウイルス感染症のワクチンを開発する米ノババックスから、ワクチン候補の原薬製造を受託。米政府はワクチンの早期実用化に向けて、FDBを資金面から支援する。

 トランプ米大統領が27日、南部ノースカロライナ州にあるFDBの製造拠点を視察し、ワクチン完成時には「大幅に製造規模を拡大できる」と期待感をにじませた。



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