女性のスカート内を盗撮したとして、長崎県警本部に勤務する30代男性巡査部長が県迷惑行為等防止条例違反容疑で書類送検されていたことが県警への取材で判明した。送検は9月25日付。巡査部長は同日付で減給10分の1（6カ月）の懲戒処分を受け、依願退職した。「他にも複数件（盗撮を）やった」と話しており余罪を調べている。
県警によると送検容疑は7月31日、長崎市内の大型商業施設内で、自身のスマートフォンで女性客のスカート内を盗撮したとしている。目撃した商業施設関係者が110番。駆けつけた警察官が事情を聴いたところ盗撮を認めたという。
巡査部長は「被害者に不快な思いをさせ、大変申し訳ない」と話したという。県警監察課は「全職員に再発防止に向けた指導を徹底する」としている。【中山敦貴】
