「興味本位」寮の居室で大麻使用 東海大野球部 警察が家宅捜索

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 東海大学硬式野球部員らによる大麻使用問題で、東海大は17日、記者会見を開き、部員らが大学の調査に対し「興味本位で大麻を使用した」と説明したと明らかにした。

 東海大によると、大麻を使用したのは大学グラウンドに併設された寮内の4人部屋を襖で仕切った2人用の居住スペースだった。会見で大学側は、警察の捜査が進んでいるとして、詳細については回答を避けたが、大麻を使用したと認めた人数については「一桁台」とした。

 野球部員の薬物使用は10月初旬に内部通報があり発覚。神奈川県警に事案を相談し、16日に家宅捜索を受けたという。

 会見に出席した山田清志学長は野球部を無期限活動停止にしたことを明らかにし、「信頼を裏切り、心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 東海大硬式野球部は昭和39年に創部、首都大学リーグに所属する名門校。巨人の原辰徳監督や菅野智之投手ら数多くのプロ野球選手を輩出している。

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