女性に睡眠導入剤を飲ませて性的暴行を加えたとして、神奈川県警捜査1課は19日、準強制性交の疑いで、住所不定、無職の安東宏文被告(47)=準強制わいせつ罪で起訴=を再逮捕した。「薬を飲ませたのは、女性の気分を高揚させるためだった」などと供述している。
再逮捕容疑は昨年11月28日、横浜市西区の建物内で、同市港北区に住む会社員の女性(38)に睡眠導入剤を混ぜた飲料を飲ませ、抵抗できない状態にさせたうえで、同市西区内のインターネットカフェに連れ込み性的暴行を加えたとしている。
安東容疑者は婚活サイトを通じて女性と知り合い、食事をする名目でこの日初めて女性と対面。事前に用意した睡眠導入剤入りの飲み物を女性に飲むよう勧め、薬の効果が表れたところで犯行に及んだ。同課は余罪があるとみて、引き続き捜査を進める。