焦土のカップル「わしじゃ…」90歳名乗り 被爆翌年撮影、74年越し

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焦土のカップル「わしじゃ…」90歳名乗り 被爆翌年撮影、74年越し

 

 「これ、わしじゃないの」

 ことし夏、知人から教えられ出版間もない写真集を見ていた広島市南区の川上清さん(90)は、一枚の白黒写真に思わず声を上げた。

 夏の日、屋上のひしゃげたフェンスの間から一組の若いカップルが建物もまばらの焼け野原の街を眺めている。原爆投下翌年に、広島市中心部のデパート屋上から撮られた写真。カップルは川上さんと恋人だったのだ。(共同通信=西村曜)

 ▽焼け跡に希望

 実はこの写真、2年前にツイッターに投稿され話題になっていた。投稿したのは、東京大大学院の渡邊英徳教授(46)。戦争前後の白黒写真を人工知能(AI)でカラー化に取り組み、毎日、同じ日付の過去の写真をカラー化して投稿していた。

 カップル写真は2016年、米国の大学が保存する資料の中に見つけた。白黒で撮影者不明。分かったのは「1946年の広島」だけだった。渡邊教授はカラー化し白黒写真とともに2018年8月6日に投稿した。

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