自民党の石破茂元幹事長は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の臨時総会を国会内で開き、派閥会長を辞任すると表明した。9月の党総裁選で敗北した責任を取るためという。
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石破氏は臨時総会後、記者団に「(総裁選で)結果を出せなかった。同志の皆さんに負担をかけた。その責任は私にある」と述べた。後任会長の話はしていないとした。石破派関係者は、派閥自体は維持することを目指し、石破氏も派閥に残る方針という。
総裁選で石破氏が獲得したのは議員票26票、地方票42票で、菅義偉首相の議員票288票、地方票89票に大きく水をあけられ、岸田文雄前政調会長も下回る3位だった。【立野将弘】