一方、完成車メーカーは「歴代級」といえる自動車割引きイベントを行う。
現代車は8車種1万3000台をコリアセールフェスタの割引き物量として出した。10%割引きする現代車「アイオニクHEV」(6月以前生産車両)は既存の販売価格より最大285万ウォン安く販売する。「ソナタ」(HEV含む)3~5%、「ザ・ニュー・グレンジャー」2%、「ツーソン」8%、「ザ・ニューサンタフェ」(ディーゼルモデル)2~3%、「コナEV」5~8%だ。水素電気車「ネクソ」は100万ウォン割引きし、「エクシエント」(トラック)を含む商用車5車種650台を1~20%割引きする。期間は1日から品切れとなるまでだ。
起亜車は8車種8000台を最大10%割引き販売する。7%割引きを適用した起亜「スポーティジ・ザボールド」は最大217万ウォン安売りする。
「モーニング」2~4%をはじめ、「K3」「K5」3~5%、「K7」「ニロHEV」5~7%、「ストニック」7~10%、「モハベ」2~3%など多様だ。車種別最大割引き金額はK5が139万ウォン、K7が245万ウォンなどだ。ニロEVなど電気車も2~3%割引きする。
現代・起亜車に対抗するルノーサムスンなどは人気車種を割引き品目に入れた。ルノーサムスンはスポーツ用多目的車(SUV)部門のベストセラー2位となっている「XM3」を最大200万ウォン割引きする。「SM6」は最大100万ウォン割引きするが、「LPeトリム」の場合、100万ウォン相当のオプション・用品購入費を追加支援する。
韓国GMが販売する「シボレー」は「マリブ」「トラックス」「エクイノックス」3車種1500台限定で最大10%割引きする。人気車種である「トレイルブレイザー」と「トラバース」は5年、あるいは10万キロメートルまで保証サービスを拡大する。韓国GM関係者は「価格割引きと無償保証の延長など年中最高水準の条件で顧客へのサービスを最大化した」と話した。
ただし、コリアセールフェスタ期間に割引きする車種には完成車業界が今年発売した新車はほとんど含まれなかった。ほとんどは2020年式、または今年上半期に生産された車両だ。
韓国版ブラックフライデー「コリアセールフェスタ」15日間開催…消費心理を刺激するか(1)