大韓航空、7-9月期の売り上げ半減も「黒字」行進に成功

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大韓航空が新型コロナウイルスという史上最悪の危機で売り上げが半減しながらも赤字を免れた。

大韓航空は5日、4-6月期に続き7-9月期も営業黒字を継続し、売り上げ1兆5508億ウォン(約1429億円)、営業利益76億ウォンを記録したと明らかにした。

当初市場では貨物需要と運賃がともに良かった4-6月期とは違い、7-9月期は小幅な運賃下落と世界の航空会社の貨物供給拡大により大韓航空の7-9月期黒字は難しいという分析を出していた。

それでも旅客機の座席の上に安全装置であるカーゴシートバッグを設置・運営し、ボーイングB777-300ER旅客機の座席を取り外して貨物機に改造して投じるなど貨物輸送逆発想戦略を発揮した大韓航空は市場の予想を覆して黒字を出した。

特に米国、欧州、日本など世界の主要航空会社が希望退職募集や解雇などの人的構造調整を断行しながらも大規模赤字を出す中で、大韓航空は役員社員の雇用を維持しながら業績防御に成功した。

大韓航空関係者は「新型コロナウイルスの状況でも継続する大韓航空の堅調な業績は貨物事業の善戦と全役員社員の危機克服に向けた献身的な努力とともに、危機を機会に転換させる趙源泰(チョ・ウォンテ)韓進(ハンジン)グループ会長の『危機突破能力とリーダーシップ』が功を奏した」と評価した。

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