もう「炭治郎の味のり」でいい…乾物メーカーの心の叫び 担当者を取材「ついにここまで来たか」


もう「炭治郎の味のり」でいい…乾物メーカーの心の叫び 担当者を取材「ついにここまで来たか」

 劇場版が空前の大ヒットを記録しているアニメ「鬼滅の刃」。公開17日間で興行収入が157億円超、観客動員数が1100万人超と、勢いは止まる気配がない。Twitterではそんな「鬼滅の刃」にちなんだ“あるツイート”が話題になっている。

【映像】「炭治郎の味のり」とネットで話題! 1991年からほぼ変わらないパッケージ

 投稿者は1946年創業、名古屋の乾物メーカー「浜乙女」の公式アカウント(@hamaotome_DB)。このアカウントではCMキャラクターある「でえたらぼっち」さんが商品の紹介や日常に関するツイートを行っている。

 でえたらぼっちさんが4日、消費者のツイートを引用する形で「もう『炭治郎の味のり』でいい…おいしく食べてもらえるのなら」とツイートすると、約1万3000の“いいね”(※数字は13時現在)が殺到。引用元を見てみると、子供の母親でもある消費者の一人が「味のり あさくさ」の写真と共に「炭治郎の味のりではありません」と紹介していた。

 確かに浜乙女の「味のり あさくさ」のパッケージは、「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎が着ている羽織の柄にそっくりで、子供達が勘違いしてしまうのもうなずける。

 ニュース番組「ABEMAヒルズ」スタッフが、投稿者である「浜乙女」の公式アカウント、でえたらぼっちさんを取材すると「普段からTwitter上で“浜乙女”と検索していて、まだいいねが数十件のときに今回の投稿を見つけました」とツイートを発見した経緯をコメント。「最近はそのような声(炭治郎に関係した投稿)も多く『ついにここまで来たか』という気持ちです」と感慨深げに語った。

 また「味のり あさくさ」は「1991年から販売している商品でパッケージは当時からほぼ変わっていません」とのことで、「細々と販売していた主力商品とは言えない『味のり あさくさ』が突然注目され、驚きとうれしさがあります」と心境を明かした。

(ABEMA/「ABEMAヒルズ」より)



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