宿泊予約無断キャンセル訴訟、280万円支払いで和解 宇都宮地裁大田原支部

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 那須塩原市や日光市などの温泉地にある旅館8軒が宿泊予約の無断キャンセルをされたとして、千葉県柏市のスナック経営者ら男女3人にキャンセル料の支払いを求めた損害賠償請求訴訟は、宇都宮地裁大田原支部で6日、女性経営者との和解が成立した。女性が請求額約280万円を支払う。

 訴状によると、女性は男性従業員2人に慰安旅行の計画を指示。男性らは2019年8~11月、旅館8軒に翌年1月2~3日と同3~4日の1泊2日の日程で8~10人分の宿泊予約を入れたが当日姿を見せず、計約280万円の被害を与えた。男性らは出廷しなかったため、同支部は請求額を支払うよう命じる判決を言い渡し、女性は責任を認めて和解を申し入れていた。

 和解内容は、旅館施設に損害を与えたことを謝罪したうえで、女性が11月末から月20万円を14回の分割払いする。女性は当初、月10万円を主張し、原告は年内の支払いを求めていたが、店の財務状況などを考慮して双方が歩み寄った。賠償金は男性らと連帯で支払う。

 那須塩原市で旅館「湯守田中屋」を営む原告の田中佑治専務(28)は「無断キャンセルの問題を浮き彫りにできた。これを機に業界も防止策を考えていきたい」と話した。【湯浅聖一】

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