交通事故を起こした後、車を急発進させて相手にけがを負わせたとして、兵庫県警芦屋署は6日、芦屋市潮見町、会社員都祥子容疑者(32)を殺人未遂と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。
発表では、都容疑者は5日午後4時40分頃、乗用車を運転し、同市若葉町の県道交差点で市内の無職男性(45)の軽乗用車に追突。車を降りた男性と窓越しに話をしていたが、車を急発進させ、しがみついた男性を約10メートル引きずって腕や足に軽傷を負わせ、逃げた疑い。
都容疑者は約40分後、現場に戻り、同署の調べに「男性が窓から手を入れてきたので、怖くなって逃げた」と供述しているという。呼気からアルコール分も検出され、同署は酒気帯び運転の疑いでも調べる。