秋篠宮さまが皇位継承順1位の皇嗣の地位に就いたことを内外に示す「立皇嗣の礼」が8日、皇居・宮殿で催された。国事行為の中心儀式「立皇嗣宣明の儀」で、秋篠宮さまは「皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」と、天皇、皇后両陛下を前に決意の言葉を述べられた。午後には国事行為「朝見の儀」で秋篠宮さまが両陛下に感謝の気持ちを伝えた。
平成の代替わりでは、「立太子の礼」が行われたが、今回は皇位継承順1位が皇太子ではなく、天皇の弟のため、立皇嗣の礼が憲政史上初めて挙行された。4月開催の予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響で延期になっていた。