「盛大にお祝い」とトランプ氏 バイデン氏「辛抱強く待て」 米大統領選

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「盛大にお祝い」とトランプ氏 バイデン氏「辛抱強く待て」 米大統領選

 【ウィルミントン(米東部デラウェア州)、ワシントン時事】「今夜の結果は素晴らしい。盛大なお祝いをする準備はできている」。

 開票作業が遅れた米大統領選で、共和党候補のトランプ大統領は選挙結果が出ぬうちに勝利への自信を強く誇示した。これに対し民主党候補のバイデン前副大統領は「あなたがたの辛抱強さは称賛に値する」と述べ、すべての票が集計されるまで待つよう呼び掛け、好対照を見せた。

 トランプ氏は4日未明、ホワイトハウスで行った演説で、「率直に言って勝った」と一方的に主張。開票結果が出ていない激戦州の勝利にも自信を示すと、支持者から何度も大歓声が上がった。

 トランプ氏が一方的に「勝利」を訴えるとの観測は選挙前から出ていた。ホワイトハウス周辺では、3日夕から4日未明にかけてトランプ氏への抗議デモが行われ、米メディアによると、1000人以上が集結。デモに参加していた団体職員の女性(25)は「大統領は投票結果を無視して勝利宣言しようとしている。そうはさせない」と意気込んだ。

 バイデン氏も4日未明、地元東部デラウェア州ウィルミントンで支持者を前に演説。「勝利への軌道に乗っている」と表明しつつも、「(開票作業が)長引くことは分かっていた」と冷静な姿勢も見せた。

 新型コロナウイルス対策のため、屋外の会場に入場できたのは招待された支持者ら少数。対人距離を取れるよう車で参加し、歓声代わりに車のクラクションを鳴らした。

 テレビで集会を知った支持者も州内外から集まり、遠くからバイデン氏の演説を聴いた。ITコンサルタントのケンリック・ブリセットさん(26)は「開票結果を待つ中で、短い演説だったが、(勝利への)希望を示した」と語った。ジェリー・ウィグラフさん(63)は「遠くからでも、ジョー(バイデン氏)を支持して、歴史の一部になろうと思ってここに来た」と興奮気味に話していた。 

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