素手でノック受けさせ部員にけが 神奈川の私立高野球部の監督

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 私立藤嶺藤沢高(神奈川県藤沢市)の硬式野球部の男性監督(47)が練習中、1年生の部員に素手でノックを受けさせ、左手に3週間のけがを負わせていたことが9日、同校への取材で分かった。監督は10月12日から1カ月の指導停止となっている。

 同校によると、監督は9月26日、ノックの捕球ミスが続いた部員にグラブを外すよう指示。素手で3球捕らせた。部員は27日の練習前に、手の痛みを監督に訴え、28日に病院で挫傷と診断された。部員は軟式野球経験者で、監督は硬式球の感覚をつかんでもらうため、素手で捕球させたという。

 校長と野球部長は10月7日、部員の父親に謝罪した。

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