【緊急】米国、医療崩壊  +142,808

大統領選の不正疑惑を追及している傍らで感染状況を確認したところ、深刻な状況となっていることが分かった。黒井の手元にあるExcelで毎日感染者数を記録しているが、それによれば昨日の米国の感染者数は+142,808となっている。当然ながら世界最悪の数字だし、2位以下の複数の国を足し合わせてもこの数字にはならない。3月とは比較にならない危機が米国を襲い始めたと言える。

いまやコロナ感染源は全土に広がる…安全地帯はほぼなし

【緊急】米国、医療崩壊  +142,808

感染者数の詳細はWorldometersで見られる。テキサスが+12,000、イリノイ+12,000、ウィスコンシン+7,000、フロリダ+5,800、ミシガン+6,600などどこも桁違いの感染者数を叩き出している。米国全土に感染源が広がっていて、安全と言えるのは東部州の一部とアラスカ、ハワイだけかもしれない。
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/us/

実際に感染拡大に伴う制限措置を伝える報道が増えてきている。ニューヨークでは再び店舗の営業を午後10時までに制限することを発表した。回復しかけた矢先の出来事だけに今後の状況が心配される。どこかの州が全面的なロックダウンに踏み切れば、そこからは3月の再現となるかもしれない。

米・感染拡大 NYで再び飲食店の規制強化
11/12(木) 10:07配信 日本テレビ系(NNN)

アメリカの新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、ニューヨークでも飲食店に対する規制を再び強化する動きが出ています。

ジョンズ・ホプキンス大学の集計で10日に報告されたアメリカの一日あたりの新たな感染者数は13万6325人で、過去最多となりました。春に感染が蔓延した後、抑え込みに成功していたニューヨークでも、感染者や入院患者が急増しています。

クオモ州知事は11日、感染拡大の原因になっているとして、レストランやバー、フィットネスジムの営業を午後10時までとする新たな規制を発表しました。飲食店からは不満の声も上がっています。

店主「普通の状態に戻れそうだと思うたびに、振り出しに戻されるんです。本当に難しい状況です」

ニューヨーク市のデブラシオ市長はツイッターに「第2波をとめる最後のチャンスだ」と投稿するなど、危機感を強めています。

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実際にテキサスでは医療崩壊の懸念も生じ始めている。南部のエルパソでは医療体制が限界に達しているようだ。無症状でない入院患者数が春夏のピークを超え過去最大の61,000人を突破したのも悪い傾向だ。感染者の入院が増えたことを受け仮設の病床を駐車場に設置するような病院まで出始めているそうだ。ニューヨークの悪夢が再現される可能性も出てきた。

米 新型コロナの入院患者が過去最多 テキサス州エルパソで死者の収容追いつかず
11/12(木) 9:44配信 産経新聞

【ワシントン】米CNNテレビは11日、新型コロナウイルス感染症による米国内の入院患者数が春と夏の感染拡大期を上回り、10日、過去最多の6万1千人に上ったと伝えた。特に南部テキサス州は一つの州として全米で初めて累計感染者が100万人を超え、メキシコ国境の町、エルパソで医療体制の崩壊懸念が強まっている。

春と夏の入院患者の急増は北東部と南部の一部地域に限られていたが、冬に向けて感染はさらに拡大し長引く見通し。専門家は、感染拡大の「エピセンター(震源地)」が複数生じる事態を懸念している。

米公共ラジオNPR(電子版)によると、入院患者数は9日の時点で47州で増加しており、22州で過去最多になった。中西部のノースダコタやサウスダコタなど計18州では、医療体制の逼迫(ひっぱく)が懸念される目安の、新型コロナ感染症による入院患者が全病床に占める割合10%を超えた。

特にテキサス州エルパソ郡では同割合が41・2%に達し、医師や看護師らが不足。国防総省が3つの医療チームを派遣して支援している。

米紙ニューヨーク・タイムズの11日付の報道によると、医療体制が手厚い大学病院まで満床となり、駐車場に張った仮設テントで治療している。大規模会議場も野戦病院となった。病床を空けるため、州政府による重症患者の他都市への搬送も始まっている。

米NBCニュースによると、エルパソの感染者は累計で6万4千人超、死者は670人を超えた。このうち110人が最近3週間で亡くなったという。90人を収容できる郡検視官事務所の遺体安置所は満杯になり、移動式の遺体安置車6台を導入。それでも足らず、4台の追加配備を要請している。

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今月末の感謝祭からのクリスマスシーズンが最大の懸念

懸念されるのが今月末に迫る感謝祭だ。多くの人の移動を伴うことが予想され、クリスマス前ということで移動制限を実施するのも難しい。誰もがクリスマスをロックダウンで迎える悪夢のような展開は回避したいと考えているし、感染当局もそのつもりで対応しているはずだがコロナは待ってはくれない。さらにまずいことに大統領が決まらなければ強力な感染防止対策も実施することができないし、今のままでは“某軍事大国”との全面衝突が避けられない状態だ。最悪の事態が刻一刻と迫っていると言える。