カプコンが「ランサム(身代金)ウエア」と呼ばれるコンピューターウイルスでサイバー攻撃を受け、大量の個人情報が流出した可能性がある問題で、攻撃を仕掛けた犯罪集団からの金銭要求に応じなかったことが17日、関係者への取材で分かった。米ネット専門メディアによると、専門家とみられる人物が「犯人がカプコンに1100万ドル(約11億5千万円)分のビットコインを要求した」と指摘しているという。
カプコンは2日未明に社内システムへの接続障害を確認。不正アクセスを疑い大阪府警に通報した。犯罪集団は11日、会社の売り上げや従業員の給与などとみられる情報をネット上に公開した。