東京五輪の混雑回避や警備の円滑化のため、来年に限り「山の日」を8月11日から8日に移動させる五輪特別措置法改正案は、19日の衆院本会議で与党などの賛成多数により可決された。参院に送付され、今国会で成立する見通しだ。
改正案は東京五輪の来夏への延期に合わせて、来年の祝日を移動する内容。10月11日の「スポーツの日」を五輪開会式予定日の7月23日に前倒しし、7月19日の「海の日」も開会式前日の22日に変更する。五輪の閉会式を予定する8月8日は日曜日で、翌9日を振り替え休日とし、閉会式前後の渋滞緩和を図る。
政府推進本部の設置期限1年延長も盛り込んだ。