【AFP=時事】ドイツの首都ベルリン郊外で、肉が完全にそぎ落とされた複数の骨が見つかり、これに関連して41歳の男が人肉を食べた疑いで逮捕された。検察当局が20日、発表した。
【写真8枚】人骨が見つかった現場付近の様子
検察は「人肉食と性的な動機に基づく殺人事件を解明するため、捜査を急いでいる」と明かしている。
容疑者は18日、ベルリンで9月に発生した、44歳の男性の失踪事件に関連して逮捕された。
警察は容疑者の氏名を公表していないが、日刊紙ビルト(Bild)は、高校で数学と化学を教える教師のステファン・R(Stefan R.)だと報じている。
今月8日に市内の公園で骨が見つかり、後に9月に行方不明になった男性のものと特定された。その後の捜査で、この容疑者が浮上したという。
ビルト紙は、見つかった骨とさらなる証拠から、この不明男性が人肉食の犠牲になったとみられるという警察官の話を伝えている。【翻訳編集】 AFPBB News