にぎわう横浜中華街「普通に歩くだけでも相当に密だ」

[ad_1]

にぎわう横浜中華街「普通に歩くだけでも相当に密だ」

■◆中華街、野毛地区

 横浜市中区の横浜中華街はいつも通りのにぎわいを見せた。家族で千葉県木更津市から観光で訪れた会社員男性(39)は「感染者が増え、そこまで混まないだろうと思って来たので驚いた。店に入らず普通に歩いているだけでも相当密になっているので、マスクの着用を徹底してこまめに消毒もしている」と語った。

 飲食店が連なる中区のJR桜木町駅前の野毛地区では、昼から飲酒を楽しむ姿が見られた。居酒屋「うみとはたけ」の店長小宮翼さん(32)は「10月はほぼ例年並みに売り上げが回復したのに、(Go Toの停止で)また逆戻りか」と顔を曇らせた。「ここで歯止めをかけなければ同じことの繰り返しになる。コロナと決別するために徹底的に感染対策をすることも必要」と複雑な心境をにじませた。

 横浜市南区の男性(63)は「夜は人が多くて怖いので昼飲みにした。Go To トラベルはプライベートでも仕事でも有効に使えた。停止されるのはもったいない気もするが、感染状況を見れば仕方ない」と話した。

■◆江の島

 藤沢市の江の島は朝から多くの観光客が訪れた。東京都町田市から来た中学2年の女子生徒(13)はベンチでだんごを食べながら、「1週間前から旅行を決めており、コロナが怖いので朝のすいている電車で来た。また感染が広がって外出自粛になるのは困る」と不安を口にした。

 島の参道で和菓子店を営む市観光協会長の湯浅裕一さん(70)は「けさは先週の土日よりも2割多めにあんこなどの材料を用意した。3週間ほど前から客が例年の7割まで戻ってきている」という。

 観光に逆風となる動きが続くが、「島は風とおしも良いし、入り口が広くオープンな店も多い。密にならない条件がそろっている。もう数か月、みんなが感染しないように我慢して、来年夏、ここで開かれる五輪につなげたいな」と語った。

■◆大山

 大山詣(まい)りで知られる伊勢原市の大山は、21日は人出が普段の半分程度にとどまったという。

 例年なら秋の行楽シーズンは約1万人訪れるが、同市観光協会の志村功事務局長(65)は「いつもなら大山行きのバス停に200人以上並ぶが、今年は並ばずに乗れる」と話す。麓のこま参道沿いにある塚本みやげ店の塚本瑛(あきら)店主(81)は「朝方は多かったが、人出が途切れてしまった」と嘆いた。

 毎朝、コロナ禍の終息の祈願を行っているという大山阿夫利神社の目黒仁宮司(67)は「年末年始の神事での密が不安だったが、逆にGo To停止の影響で人が来なくなるのも困る」と頭を抱えていた。

[ad_2]

Source link