韓国大統領府は、次の駐日韓国大使に、日本通として知られる前国会議員で韓日議員連盟の前会長の姜昌一（カン・チャンイル）氏を充てる人事を内定しました。
次期駐日韓国大使に内定した韓日議員連盟の前会長・姜昌一氏（６８）は、２００４年の初当選から国会議員を４期務めた与党の重鎮です。２０１７年に韓日議連会長に就任。任期満了で今年、議員を引退するまで議連会長を務め、徴用工問題や輸出管理問題などで日韓関係が悪化するなか、たびたび来日し、調整に動いていました。
韓国大統領府は、「塞がった韓日関係のからみ合った糸を解き、未来志向的な関係へ進むきっかけとなってもらいたい」と期待を表明。韓国大統領府の関係者は、「韓日関係を解決したいという文在寅（ムン・ジェイン）大統領の意思が反映された人事だ」としています。
姜氏はソウル大学を卒業後、東京大学大学院で博士号を取得した日本通として知られています。（23日19:02）
