[クアラルンプール 28日 ロイター] – マレーシア政府は27日、中国からレアアース(希土類)加工の専門的な技術支援が得られる見通しを明らかにした。支援対象を国営関連企業に限定するという条件だという。
マレーシアは、半導体チップや電気自動車(EV)、軍事装備品などに幅広く使用されている重要鉱物の世界的需要の高まりをにらみ、レアアースの採掘と加工能力向上を目指している。
同分野で世界首位の中国は加工技術の一部に輸出規制を課し、優位性維持の姿勢を強めている。
マレーシアのジョハリ・アブドル・ガニ天然資源・持続可能性相代行は書面による議会答弁で、中国の習近平国家主席が4月にマレーシアを訪問した際、レアアースに関する能力向上支援の準備が整ったと伝えられたと明らかにした。
ジョハリ氏は「技術保全は中国にとって非常に重要だ」と述べ、「習氏は支援対象を国営関連企業に限定するよう求めた」と説明。協議は初期段階で、合意には至っていないという。