女優の松嶋菜々子(51)が、NHK連続テレビ小説「あんぱん」に8週ぶりに登場し、その存在感で視聴者の大きな話題をさらっています。北村匠海演じる柳井嵩の母・登美子役として、独特の魅力を持つ“毒母”を見事に演じ上げ、さらに芸能界では松嶋の待望の主演復帰に関する情報も浮上しており、大きな注目が集まっています。
朝ドラ「あんぱん」で話題の毒母役を演じる松嶋菜々子
話題沸騰の「毒母」役を熱演
「嵩、よくぞ生きて帰ってくれました」。この一言と共に「あんぱん」に再登場した松嶋菜々子。嵩の出征式で「死んだら駄目よ。生きるのよ!」と叫んで以来の登場は、白髪混じりの薄化粧という、月日の流れを感じさせる姿へと変貌していました。しかし、その“妖艶さ”は健在で、持ち前の奔放さで周囲を翻弄しながらも、物語の終盤に向けて新たな表情を見せてくれるとスポーツ紙記者は語っています。
子どもたちを捨て、再会した嵩を「親戚の子」扱いして追い返すという、強烈な“毒母”である登美子。しかし、松嶋菜々子は、どこか憎めない魅力的なキャラクターとしてこの役を昇華させました。演じる上で戸惑いを感じるシーンもあったものの、登美子の葛藤や気持ちを想像し、深く理解しようと努めたといいます。その結果、松嶋は登美子について、愛する夫を亡くした心の穴を埋めるために、自分のことで精一杯なのではないかと解釈したそうです。
脚本家の中園ミホ氏も松嶋の演技力に絶大な信頼を寄せており、公式ガイドブックでは「(登美子は)愛情深い一方母親のエゴを感じさせる女性です。でも、松嶋菜々子さんが演じると、ピュアで正直な女性に見えてくる。松嶋さんをイメージすることで、安心して思い切り書くことができています」と、その表現力を絶賛しています。
朝ドラ「あんぱん」に8週ぶりに再登場し、妖艶な毒母・登美子役で視聴者を魅了する松嶋菜々子
「視聴率女王」から「母親役」へ、そして主演復帰へ
松嶋菜々子と中園ミホ氏のタッグは、2000年のフジテレビ系月9ドラマ「やまとなでしこ」でも記憶に新しいでしょう。同作は平均視聴率26.4%を記録し、松嶋を一躍“視聴率女王”へと押し上げました。
しかし、人気絶頂の中、松嶋はドラマ「GTO」で共演した反町隆史と結婚。2004年に長女を出産してからは仕事をセーブする時期もありました。2011年の「家政婦のミタ」(日本テレビ系)で再ブレイクを果たしたものの、近年は脇役にシフトする傾向が見られました。大河ドラマ「どうする家康」では徳川家康の母を好演するなど、母親役が板についてきたという声も聞かれます。
そんな中、「週刊文春」は今回、松嶋菜々子が再び連続ドラマの主演に返り咲くという情報をキャッチしたと報じています。長らく主演作から遠ざかっていた松嶋のこのニュースは、多くのファンにとって朗報となることでしょう。
結び
朝ドラ「あんぱん」での圧倒的な存在感を見せる松嶋菜々子。その演技力は、複雑なキャラクターである登美子を多面的に描き出し、視聴者を引きつけて離しません。かつて「視聴率女王」と呼ばれた彼女が、母親役を経て、いよいよ再び主演の座に返り咲くという報道は、そのキャリアにおける新たな転機となることでしょう。今後の松嶋菜々子の活躍から目が離せません。
参考文献
- Yahoo!ニュース: 松嶋菜々子に関する記事
- 文春オンライン: 松嶋菜々子の主演復帰に関する記事