韓経:韓国証券市場へ向かうグローバル資金…今月だけで7兆ウォン買う

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海外資金が韓国を中心とした新興国に流入している。新型コロナウイルスワクチン開発が差し迫っているとのニュースが出てから本格的に資金が動き始めた。韓国の証券市場だけに沿って動く上場指数ファンド(ETF)にも連日資金が流入している。MSCI韓国指数に従いながら韓国株だけ入れるETFは年初に比べ累積流入額が3月以降最大値を記録した。韓国総合株価指数(KOSPI)が最近最高値に上昇したこともこうした海外資金のおかげだ。海外の投資銀行と資産運用会社も相次いで新興国市場の投資比率を増やすべきとの意見を出している。

◇パッシブ資金「韓国行き」

25日のブルームバーグによると、世界最大の資産運用会社ブラックロックが運用する「iシェアーズMSCI韓国ETF」に18日から23日まで4取引日連続で資金が純流入した。19日には6668万ドルが流入し、今年に入って1日当たり流入額としては最も多くなった。この期間の総純流入額は1億6200万ドルだ。今年に入り累積流入額は2億1920万ドルで3月から8カ月ぶりの最大水準を記録した。

このETFに資金が入ったのは先月23日から約1カ月ぶりだ。先月には流入傾向が続かずこの日1日で1352万ドルが入るのにとどまった。連続で4日以上韓国ETFに資金が入ったのは今年に入って7月だけだった。7月にも4取引日純流入以降は買い傾向が続かきなかった。パッシブ資金は機械的にその国の株式を買うように設計されている。最近のサムスン電子の株価急騰もパッシブ資金流入の効果という分析だ。

◇続く外国人の買い

株式市場の大口であるグローバルパッシブ資金が本格的に入ってくると、外国人投資家の買い攻勢に後押しされ指数も急騰した。

KOSPI指数は23日に過去初めて2600を突破してから3取引日連続2600を上回った。外国人投資家は5日から25日まで15取引日連続で買い越しを記録した。今月の外国人の買い入れ規模は7兆ウォンを超えた。こうした流れならば11月には過去最大の外国人買い越しを記録した2013年9月の7兆6362億ウォンを上回る可能性が高い。

韓国証券市場に外国人資金流入が加速化した時期が今月初めにブラックロックが新興国に対する投資意見を「中立」から「比率拡大」に上方修正した時期と合致するのも注視すべき点だ。ブラックロックは米大統領選挙直前の3日に民主党ジョー・バイデン候補の当選を予想した報告書を通じ「中国などアジア諸国の新型コロナウイルス対応が良く、円満な景気回復動向を現わしている。新興国投資の割合を増やすことを勧める」とした。米民主党の執権で外交と貿易政策がより安定的につながり新興国の資産変動性が緩和されるだろうと分析される。また、米国の財政拡大政策によりドル安と超低金利基調が長期化すれば危険資産が強気を見せると予想した。

◇10カ月ぶりに資金流入した新興市場

ブラックロックはアジアを「比率拡大」に引き上げながらも日本の証券市場に対しては「比率縮小」に下方修正した。アジア圏でも新興国が有望だというシグナルだ。

実際に韓国だけでなく新興国ファンドへの資金流入速度は速くなっている。ウォール・ストリート・ジャーナルは24日、バンク・オブ・アメリカとエマージング・マーケット・ポートフォリオ・リサーチのデータを引用し、先週新興市場株式と債券ファンドに過去最大規模となる108億ドルが純流入したと報道した。新興国ETFにも1月から10カ月ぶりに資金が流入した。「iシェアーズ主要MSCI新興市場ETF」には今月8億1716万ドルが純流入した。SK証券のキム・スジョン研究員は「6月15日に1日5557万ドルが流入したことがあるが、その後再び流出に転じ、実質的に1月から10カ月ぶりの意味ある流入傾向」と評価した。

キャピタル・エコノミクスによると世界の投資家が最も多く投資したのは韓国とインドの株式市場とメキシコ国債だった。

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