[26日 ロイター] – カナダ保健省の高官は26日、米ファイザーが開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、カナダ当局が米欧とほぼ同じ「12月ごろ」に承認する可能性があるとの認識を示した。
これまでは、来年第1・四半期初旬に承認される公算が大きいとの見通しを示していた。
同省のシニアメディカルアドバイザー、スプリヤ・シャーマ氏は「12月ごろの承認、来年1月の出荷というのが大まかな日程で、1月にワクチン接種が始まるというのが現時点での最良の見通しだ」と述べた。
ファイザーは先週、コロナワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請。米国内では初めての申請となった。FDAによると、諮問委員会によるワクチンの検討会が12月10日に開催され、アザー厚生長官は12月中旬に承認されるとの見通しを示している。