内閣支持率の低下、重症患者増や医療ひっ迫反映か=山口公明代表


内閣支持率の低下、重症患者増や医療ひっ迫反映か=山口公明代表

<医療負担引き上げ、対象年収240万円に「かたくなにはこだわらず」>

自公で対立が続いている後期高齢者の医療費窓口負担引き上げについては、きょうの政府与党連絡協議会では議論にならなかったという。政府側は当初8日の閣議決定を目指していたとされるが、山口代表は「政調会長、幹事長のもとで協議を尽くして欲しい」「議論を尽くして合意を形成するのが国民に対する責任だ」と述べた。協議の主体は自公の幹事長なのかとの質問に対しては「政策課題なので中心は政調会長だ」と説明した。

窓口負担引き上げの対象については、政府・与党が年収170万円以上とする一方、公明側は240万円を掲げている。公明党が妥協する余地に関して山口氏は「かたくなにそれ(240万円)にこだわっているわけでない」と柔軟な姿勢を示した。同時に「政府も、当初掲げたところがどうなるのかがみえない」とも指摘し、政府・自民側の譲歩が必要との見解をにじませた。

(竹本能文 編集:田中志保)



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