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【AFP＝時事】米通信社ブルームバーグ・ニュース（Bloomberg News）は11日、同社に勤務する中国人女性が、国家安全保障を危険にさらした疑いで中国当局に拘束されたと発表した。
【写真】中国当局により家宅捜査を受けた後、緊急帰国したオーストラリア人記者
同社によると、拘束されたのは中国国内在住のヘイズ・ファン（Haze Fan）氏。同氏は7日、編集者の一人と連絡を取った直後に、私服の公安職員らによって自宅から連れ出されたという。
中国外務省はAFPの取材に対し、「北京市公安局が最近、中国の国家安全保障を危険にさらす犯罪行為に関与した疑いがあるファンという姓の中国人に対し強制措置を講じた」と認めた。「強制措置」には、逮捕や拘束などが含まれる。
ファン氏の状況について同省は、「現在法に従って捜査、訴追を行っている」としている。
ブルームバーグは、ファン氏を「非常に心配」しており、引き続き情報収集に努めるとしている。
中国政府は、外国の報道機関で中国人が記者として働くことを禁止しているが、助手としての勤務は認めている。ファン氏は2017年から同社に勤務し、多数のビジネスニュースを寄稿している。
中国当局は数か月前にも、中国生まれのオーストラリア人ジャーナリストを同様の容疑で拘束している。【翻訳編集】 AFPBB News
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