韓国は2月2日になってもまだバイデンとの電話会談の日程が決まらないようだ。バイデンから一向に電話がかかって来ないという。この調子だと日本との電話会談の日程の差は歴代で最長ということになりかねない。文在寅も当然心当たりはあるだろう。韓国はレッドチーム行きが決まったのだろう。
「バイデンから電話が来ない」と気を揉む韓国人 原因は「習近平コール」か、それとも――
2/2(火) 15:31配信 デイリー新潮
米韓電話会議はいつになる――
「バイデン(Joe Biden)新大統領から電話が来ない」と韓国人が焦る。日米首脳は電話協議を終えたのに、それから5日たっても文在寅(ムン・ジェイン)大統領には音沙汰がないからだ。韓国観察者の鈴置高史氏は「電話協議の遅れ」に米韓の亀裂を見る。
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「韓国の方が上なのに」
鈴置:日本時間1月28日未明、バイデン大統領と菅義偉首相が電話で話し合いました。米国が新政権になって初の首脳協議で、日米は同盟強化を謳いました。ところが米韓首脳の電話協議は2月2日の午前になっても実現しない。韓国では「軽んじられた」と騒ぎになっています。
――「まず日本、次に韓国」が慣例では?
鈴置:それはそうなのですが、韓国では「我が国は日本よりも上の存在になった」との気分が横溢している。「米国は日本よりも先に韓国に電話すべきだ」と考える人が増えているのです。
日米首脳の電話協議の前から毎日経済新聞は、米新政権の国務長官や国防長官が韓国よりも先に、日本のカウンターパートに電話したことを問題視していました。
見出しの「『なぜ、日本の次に韓国なのか』…バイデン政権は異なると思っていたのに」(1月27日、韓国語版)からも分かるように、そろそろ我が国が先になるはずだ、という期待が韓国で高まっていたのです。
そんな中、肝心の大統領までが「日本・ファースト」を実行した。国務長官と国防長官は「日本が先」とはいっても韓国にも同じ日か翌日には電話してきた。それなのにバイデン大統領からは5日たっても電話がない。韓国人はいたくメンツを傷つけられたのです。
日米首脳協議の発表直後に青瓦台(大統領府)は「順番に意味はない。内容が重要」と記者に説明しました。「韓国は後回し」と国民の不満が高まるのを恐れ、予防線を張ったつもりだったのでしょう。
でも、その言い訳が怒りに油を注ぎました。「酸っぱいブドウの論理だ」「もし韓国が日本よりも先だったら、大騒ぎしてブリーフィングしたであろうに」といった批判がネット上で盛り上がりました。
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――なるほど。文在寅政権は米国の顔にしっかりと泥を塗っていた……。
鈴置:そこがポイントです。そんなやましさがあるから、「バイデンからの電話の遅れ」に韓国人は気を揉むのです。習近平主席と先に電話したばかりに米国を怒らせ、冷たくされるのではないか、と悩んでいるわけです。
中韓首脳の電話協議を批判的に見ていた保守の人々にすれば「そら、見たことか!」といった心境でしょう。
――韓国人は日本より「上」か「下」か、を気にしますからね。
鈴置:日本の首相が先に米国の新大統領と話すと、韓国人のメンツが傷つくだけではなく、実利面でも悪い影響が出ます。米国の朝鮮半島政策が日本に引っ張られると、韓国に不利に働きがちです。
日韓の間では利害が相反することが多い。例えば、文在寅政権は北朝鮮に経済援助したくて仕方がない。一方、日本は非核化前の援助は絶対に反対。北朝鮮の度重なる食い逃げに懲りているからです。
日韓慰安婦合意も同様です。バイデン氏が副大統領時代に保証人となってまとめたこの合意を文在寅政権はいとも簡単に破った。まさか、米国にバイデン政権が登場するとは想像もしていなかったのでしょう。
そこで慌てて「慰安婦合意は認めている」と軌道修正しました。でも、それは口先だけで破り続けていることに変わりはない(「韓国人はなぜ、平気で約束を破るのか 法治が根付かない3つの理由」参照)。
菅義偉首相がバイデン大統領に電話で「文在寅政権は慰安婦合意を守っているフリをし始めましたが、実際は破り続けています」と言ったらどうなるでしょうか。
実際、1月28日(米国時間1月27日)の電話協議でそう伝えた可能性もある。韓国が話題に上ったかを日本政府は明かしませんでしたが、韓国メディアはこの協議の中身に深い関心を寄せています。
日米の「韓国外し」が始まった?
ただ、日米首脳の間で韓国問題が話し合われたのなら、「悪口」や「陰口」であっても韓国にとってまだ、幸せかもしれません。もっと不幸なのは、「韓国無視」で日米が合意した場合です。
日米両国は首脳の電話協議について公式な文書を出しましたが、登場するはずの「韓国」が見当たらないのです。
米国側の発表によると、「両首脳は朝鮮半島の完全な非核化の必要性で合意した」とありますが普通、言及される「米日韓の協力によって実現する」という部分がありません。
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バイデンの韓国に対する見方は歴代最悪級に厳しい恐れも
菅首相とバイデンの日米電話会談は1月27日に実施された。正確には1月28日の0時45分だが、そこから6日間経過してもなお韓国との会談が実際されないというのは異様と言える。最長期間を更新する恐れもある。そうなればバイデン政権の韓国に対する見方は史上最悪レベルに厳しいということになる。文在寅としては気が気じゃないだろう。
ここで2021年1月の出来事リストを振り返ってみよう。自前で適時メモしていたものだが、ここ1年ほど公開せずに手元に溜め込んでいた。抜け漏れやミスがある恐れもあるが了承願いたい。あの当時何があったのか、という情報を探す時に一発で把握できるようにしたかった。このリストだけで歴史の教科書が作れそうな気もする。ここに菅首相とバイデンの会談のことも書かれている。
【2021年1月の中国と韓国の出来事】
1月3日:イランが韓国のタンカーを拿捕する
1月4日:インドが韓国へのワクチン輸出を禁止する
1月4日:トランプがジョージア州務長官に圧力をかけた音声が出る
1月6日:米議会議事堂をアンティファらしき集団が占拠する
1月7日:緊急事態宣言が発令される
1月8日:韓国で慰安婦賠償判決が出て日本政府の資産没収が可能になる
1月8日:トランプのツイッターアカウントが永久停止になる
1月9日:中国の河南省で石炭の在庫が枯渇する
1月9日:中国の上海でも大停電、12階以上が真っ暗になる
1月10日:パキスタンでも停電、2億人が影響を受ける
1月10日:イランと韓国の交渉が物別れに終わる
1月11日:中国上海で停電ラッシュが発生する
1月11日:中国7省が戦時体制に突入する
1月12日:トランプ2018大統領令発動、ウクライナ人が対象になる
1月13日:中国西安でも停電と断水が起こる
1月13日:日本政府が中国や韓国からの入国を禁止する
1月13日:トランプの弾劾訴追決議が可決される
1月14日:米国のシアトルも停電する
1月15日:北朝鮮が軍事パレードを実施する
1月17日:菅首相が離任する韓国大使との面会を断る
1月17日:米国の東海岸でCBSなどが真っ暗になる
1月18日:韓国サムスン副会長に有罪判決、そのまま収監される
1月19日:米カリフォルニア州で大停電が発生する
1月19日:イラン外相が韓国は敗者になると発言する
1月20日:韓国の外相が北朝鮮の命令で更迭される
1月20日:バイデンが就任式で大統領になる
1月20日:トランプが「We will be back」と発言する
1月22日:韓国の意地悪大使が成田空港に到着して喧嘩を売る
1月23日:日本政府に対する韓国の慰安婦賠償判決が確定する
1月23日:中国上海のコロナ感染で複数地区がロックダウンされる
1月25日:インドネシアがイラン船舶を拿捕、なぜか韓国喜ぶ
1月26日:菅政権、日章旗を傷つけたら罰則を科すことを審議する
1月27日:菅首相とバイデンが首脳会談、韓国は無視される
1月30日:韓国文在寅、北朝鮮に原発建設を検討とスクープされる
コメント欄ではシャーマン次期国務副長官が韓国に厳しい立場を取るであろうことが書かれていた。慰安婦問題をいつまでも歴史カードとして振り回すべきではない、慰安婦はcomfort womanだと暗に強制連行はなかったことをオバマ政権時代の国務次官の時にスピーチしていたそうだ。この話を聞いた後にトランプが元慰安婦に抱きつかれたエピソードを思い出した。トランプは最後まで慰安婦問題に関するスタンスを明らかにしなかった。
これから毎日バイデンから電話が来ないことを揶揄して記事ネタにしようと考えている。文在寅は毎日日本人から笑いものにされている。今年は特にお笑いネタが多いと感じる。頼みの綱のトランプ政権はもういない。腹心だと思われていた韓国外相も更迭された。文在寅は終わった―――――。