台湾TSMC[中央フォト]
半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本に初めて開発拠点を設立する方向で最終調整に入ったと9日、日本経済新聞が報じた。
報道によると、TSMCは約200億円を投資して日本国内で初めて開発拠点を設立するという構想だ。候補地では茨城県つくば市に設立される可能性が大きいと伝えられた。
日経はTSMCが早いうちに取締役会を開いて早ければ週内にも発表する予定だと伝えた。日本政府ではTSMCが日本企業と連携および合作する場合、補助金を通じて支援するものとみられる。
日経は「TSMCが先端の半導体開発を急ぐには、一段と関係を深める必要があり、日本進出が欠かせないと判断したようだ」として「今後中国の台頭をにらみ、世界最大手である優位性を今後も堅持したい考えだ」と分析した。