韓経:「現代車グループ株、アップル発調整が機会に」…どの銘柄が有望か

[ad_1]

今年に入って投資家が現代車グループ株の購入をためらった最も大きな理由は、株価が短期間で大幅に上昇したからだ。しかし「アップルカー」という変数が消え、株価は調整に入った。「アップルとの交渉中断と株価下落」という悪材料を、市場は「当初予想した速度で上昇することを期待できることになった」と解釈している。現代車グループ株購入の機会になるということだ。8、9日と2日間の調整を経て10日から現代車グループ株が反騰した背景だ。

◆「現代車以外の代案は多くない」

専門家らに現代車グループ株について意見を聞いた。ほとんどは自動車セクターが依然として相対的に安いと評価した。現代車・起亜・現代モービスの予想(12カ月先)株価収益率(PER)はそれぞれ12.17倍、8.95倍、11.07倍水準だ。サムスン証券のチョン・ミョンジ投資情報チーム長は「低金利による資産バブル時代に自動車セクターは唯一残っている清浄区域」とまで話した。アップルという変数は水面下に沈んだが、グローバル情報技術(IT)プラットホーム企業が電気自動車市場への進出に目を向けていて、市場の成長潜在力は無尽蔵という評価だ。

アップルと現代車グループが交渉をしていないと公示したのも大きな影響を与えないと予想した。ハイ投資証券のコ・テボン・リサーチセンター長は「バイデン米大統領が『メードインUSA』を強調する状況で、米国に生産基地を置く企業は現代車・起亜を除いて独フォルクスワーゲンとトヨタ、ホンダ程度」とし「フォルクスワーゲンは工場の規模が小さく、トヨタは今でもハイブリッドに集中しているため、検証された『デジタルDNA』を持つのは韓国企業だけ」と説明した。交渉が決裂したとしても、アップルが現代車を代案として考慮しないわけにはいかないということだ。

また「現代車・起亜がアップルと協業するほど技術力が向上したことが浮き彫りになり、実利を得ることになった」とし「多数の海外企業と自動運転電気自動車の協業を検討していると明らかにしただけに、協業を通じて現代車の電気自動車プラットホームE-GMPは『規模の経済』を十分に実現できる」という見方を示した。

国内資産運用会社の最高投資責任者(CIO)は年初から「今年はサムスン電子より現代車グループが高い成長率を見せるだろう」と予想した。続いて「アップルは現代車グループが見せた未来志向的な価値を浮き彫りにする触媒になったにすぎない」とし、株を安く購入する機会だと判断した。

◆現代車・起亜・現代モービス、何を買うべきか

現代車・起亜・現代モービスのうちどの企業に投資すべきかについては意見が分かれた。NH投資証券は現代モービスの株価上昇の余力が最も大きいという意見を出した。NH投資証券のチョ・スホン研究員は「今年のE-GMP登場でパワートレインを作る現代モービスの電動化事業が意味のある成長を見せるだろう」と予想した。続いて「今年の景気回復で自動車の販売が増え、自動車業界全般の実績改善があるはず」とし「このような時期は部品会社の成長潜在力がさらに大きい」と説明した。目標株価は53万ウォンを提示した。9日の株価に対して62.8%上昇するということだ。

サムスン証券は上半期には起亜、下半期には現代モービスの株価が上昇するという意見だった。チョン・ミョンジ・チーム長は「現代車は今年、過去最高実績の更新は難しいとみられるが、起亜は証券会社のコンセンサスを見ると今年は過去最高実績が期待される」という見方を示した。現代モービスについては「他社との協業のためには現代モービスの技術が必須であるだけに、異種産業間の協業が具体化される下半期には株価がプレミアムを受けるとみられる」と分析した。

韓国投資証券は起亜の上昇の余力が最も大きいと判断した。特に起亜が9日の「CEOインベストデー」で、来年発売予定と発表した目的基盤モビリティー(PBV)事業に注目した。PBVとは顧客の需要を反映してさまざまな部分を結合した車両をいう。起亜は軍需車両の開発の経験があり、特殊設計が可能で、関連生産ラインも保有している。韓国投資証券のキム・ジンウ研究員は「今後、PBVの顧客は世界的なビッグテック企業になる可能性がある」と予想した。

一方、現代車グループ株の優先順位を付けるのは意味がないという意見もあった。コ・テボン・センター長は「E-GMPだけを考えれば現代モービスに、グローバルIT企業との協業を考えれば起亜車に、ロボティクスとアーバンエアモビリティ(都市航空交通:UAM)を考えれば現代車に投資するのがよい」とし「企業別にすべて成長ストーリーを持つので優先順位を付けるのは難しい」と話した。

[ad_2]

Source link