韓国勢同士のバッテリー戦争…LG勝利に米「SK、10年間生産・輸入禁止」

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LGエネルギーソリューション本社があるソウル・汝矣島のLGツインタワー。
LGエネルギーソリューション本社があるソウル・汝矣島のLGツインタワー。

米国国際貿易委員会(ITC)がLGエネルギーソリューションとSKイノベーションの電気自動車バッテリーの営業秘密侵害訴訟でLG側に軍配を上げた。これに伴い、SKイノベーションは欧州・中国とあわせて最大バッテリー市場の一つである米国での事業に大きな打撃を受けることになった。

ITCは10日(現地時間)、SKイノベーションの電気自動車用リチウムイオンバッテリーに対して10年間米国での生産と輸入を禁止すると決定した。ただしITCは、SKイノベーションが既に受注したフォード電気自動車用バッテリーは4年、フォルクスワーゲン電気自動車用バッテリーは2年間の輸入禁止を猶予した。

SKイノベーションとすでにバッテリー供給契約を締結したフォードとフォルクスワーゲンが2年間の猶予期間中、他のバッテリー供給先を探せるようにするための措置と考えられる。SKイノベーションはITCの決定直後、「今回のITC決定は訴訟の争点である営業秘密侵害事実を実質的に明らかにすることができないので残念だ」と遺憾を表明した。SKイノベーションはまた「米国内のバッテリー生産に支障がないように、今後残りの手続き(Presidential Reviewなど)を通じて、安全性の高い品質のSKバッテリーと米国ジョージア工場が米国政府が強く推進中のエコカー産業に不可欠であり核心的な役割を果たす」と明らかにした。SKイノベーションは現在、米国ジョージア州にバッテリー第1・2工場を建設中だ。これはグローバル完成車メーカーのフォルクスワーゲンとフォードにバッテリーを供給するための工場だ。

今回のITCの決定は、LGエネルギーソリューションが2019年4月、SKイノベーションに対して営業秘密侵害訴訟を起こしたことに伴うものだ。LGエネルギーソリューションとSKイノベーションは最終判決に先立ち合意を試みたが、合意金の規模などをめぐって異見が大きく成立しなかった。昨年2月、ITCは予備判定でSKイノベーションの早期敗訴判定を下していた。LGエネルギーソリューションとSKイノベーションは、今後60日間、ITCの決定に対して協議することができ、合意に至らなければそのまま確定する。

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