韓国GM富平工場「半導体確保できず19日から1週間稼働中断」

[ad_1]

労働組合が昨年、韓国GM富平(プピョン)工場に設置した、社長の辞任を求める垂れ幕。 仁川=キム・ヒョソン記者
労働組合が昨年、韓国GM富平(プピョン)工場に設置した、社長の辞任を求める垂れ幕。 仁川=キム・ヒョソン記者

車載用半導体需給難がますます深まり稼動中断に入る自動車メーカーが増加している。 韓国GMは15日、「半導体不足により19日から1週間富平(プピョン)第1・第2工場の生産を中断する」と明らかにした。富平第1工場は「トレイルブレイザー」、第2工場は「トレックス」「マリブ」を生産する。特に輸出の柱であるトレイルブレイザーの生産中断で韓国GMは少なからぬ打撃が予想される。

韓国GMは「世界的に車載半導体に対する流動的な状況が持続している。協力企業と半導体需給に対する解決策を見いだして工場中断の影響を最小化し、その後生産損失を回復していくだろう」と明らかにした。韓国GMはすでに2月から富平第2工場を半分だけ稼動していた。このため協力企業まで休業に入るなど影響は小さくなかったが、1週間稼動を中断すれば業界に及ぼす影響はさらに深まるものとみられる。

この日韓国GMは向こう1週間休業すると明らかにしたが、今後正常稼働まではさらに時間がかかるものとみられる。韓国GMの休業は世界の生産基地に対する半導体需給を決める米国本社の方針とされるが、GMは米国、カナダ、メキシコなど、ほとんどすべての工場で半導体不足により生産に支障が出ているためだ。米カンザス州フェアファックス工場とカナダ・オンタリオ州インガーソル工場などはすでに2月に臨時休業に入った。

自動車市場調査会社のオートフォーキャスト・ソリューションズ(AFS)によると、GMは米国の自動車メーカーのうち半導体品薄による生産支障を最も激しく体験している。これまで北米で生産に支障が出た11万台のうち7万台がGMの車両だとAFSは推定した。

韓国GMに続き現代(ヒョンデ)自動車と起亜(キア)なども半導体不足を避けられないものとみられる。業界関係者は「車載用半導体のリードタイム(注文から納品までかかる時間)がますます長くなる状況で短期間での解決は難しそうだ。最大限打撃を受けない側に生産台数を調節するしかない」と話した。業界は5~6月が最大の山場になると予想する。

これに先立ち現代自動車は半導体不足により12日から2日間にわたり「グレンジャー」「ソナタ」を生産する牙山(アサン)工場の稼動を一時中断し、「コナ」を生産する蔚山(ウルサン)第1工場も7日から1週間生産を停止した。

AFSはこれまで半導体の品薄による世界の自動車メーカーの生産支障を153万台と推定し、今年末までに255万台が影響を受けると予想した。これは昨年の世界自動車販売台数約7500万台の3%水準だ。

[ad_2]

Source link