「ベンツの変心」 電気自動車に中国CATL搭載…韓国バッテリーは存在感低下か

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ベンツの新型EV「EQS」
ベンツの新型EV「EQS」

ドイツのメルセデスベンツが最高級電気自動車モデル(EQS)に中国CATLのバッテリーを搭載する。欧州で「K(韓国)バッテリー」の存在感が低下するのではという懸念が出ている。

業界によると、ベンツは最高級電気自動車セダン「EQS」に中国CATLの角型・パウチ型バッテリーを搭載することにした。ベンツ「Sクラス」の名にちなんだEQSには、メルセデスベンツの電気自動車専用プラットホームが初めて適用された。ベンツは2019年に初めて発売した電気自動車「EQC」にはLGのパウチ型バッテリーを搭載した。

しかしベンツは電気自動車専用プラットホームを導入し、角型バッテリーにまで使用範囲を広げた。ベンツEQSの1回の充電時の走行距離は770キロ(欧州基準)と、テスラの高級セダン「モデルS」(624キロ)よりも長い。最大107.8キロワット時(kWh)のバッテリーを搭載し、テスラ・モデルS(75-100キロワット時)よりエネルギー貯蔵容量を増やしたおかげだ。

中国CATLはドイツ自動車市場に力を注いできた。現在、旧東ドイツ地域のチューリンゲン州に2億4000万ユーロ(約300億円)を投資し、バッテリー工場・研究施設を建設している。CATLがバッテリーセル(バッテリーの基本単位)を供給すれば、ベンツの親会社ダイムラーのシュツットガルト工場でこれをバッテリー製品に組み立ててEQSに搭載する。ベンツとCATLはバッテリーセルをバッテリーパックにする「セル・トゥ・パック」技術も共同開発している。

一方、フォルクスワーゲンは先月、「角型バッテリーを独自開発し、2030年に販売する電気自動車の80%に搭載する」と明らかにした。フォルクスワーゲンにパウチ型バッテリーを納品してきたLGエナジーソリューションとSKイノベーションの立場では、主要顧客を失う可能性があるということだ。

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