ワクチン接種完了者の屋外マスク着用、米CDCが新指針



ニューヨークのセントラルパークでマスクをする人々=4月6日/Roy Rochlin/Getty Images North America/Getty Images

ニューヨークのセントラルパークでマスクをする人々=4月6日/Roy Rochlin/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人を対象に、屋外でのマスク着用に関する新たな指針を発表した。

これによると、ワクチン接種完了者は屋外での小規模な集まりや、複数世帯の友人を交えた屋外での食事ではマスクを外すことができる。CDCはワクチン未接種の人に対しては、こうした集まりで引き続きマスクを着用する必要があると勧告している。

CDCのワレンスキー所長は同日、ホワイトハウスで行ったオンライン会見で、「もしあなたがワクチン接種を完了していて、接種完了者や未接種者と一緒に屋外での小規模な集まりに参加したり、複数世帯の友人と屋外の店で食事をしたりしたいのであれば、ワクチン接種者はマスクをしなくても安全にそうできるというのが科学の見解だ」と述べた。

ただ、ワクチン接種者であっても、大規模な屋内の集まりは避ける必要がある。CDCは何人が大規模な集まりに当たるのか定義していないが、公式サイトでは「大規模な集まり」を「複数世帯の大人数が私的または公的な空間」に集まることと位置付けている。

接種完了者がライブやパレード、スポーツイベントなど混雑した屋外の催しに参加する場合も、マスク着用が推奨される。

また、CDCは接種完了者と未接種者の双方に対し、ショッピングモールや映画館、博物館など屋内の公共空間では引き続きマスクを着用するよう勧告している。



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