北朝鮮の平壌郊外に韓国の大統領府を模した軍事施設があることが分かった。ここで文在寅の拉致をするための訓練をしている可能性がある。バイデン政権になりミサイル発射事件も実行したが、それにとどまらず核実験を実施する可能性もあるそうだ。
平壌郊外に造られた、韓国の青瓦台を模した施設。青瓦台を襲撃し韓国大統領の殺害又は拉致を目的とした作戦の訓練に用いていると思われる(38°55'43"N 125°55'26" E)。 pic.twitter.com/coEzXTTLqg
— 朝鮮人民軍bot (@KPA_bot) April 28, 2021
バイデン政権の北朝鮮政策に対する返答は間もなくか
青瓦台模型施設で気になったのが、周辺の建物や地形についてまったく考慮されてないという点だ。建物を再現するなら他の部分も多少は作り込むはずだが、それがない。以前から噂になっていた、北朝鮮から韓国ソウルまで地下道で繋がっているという噂を確かめたような気分だ。そもそもこの施設自体どういう風に訪問するか分からない。訓練自体地下で実施されているとしたらより一層興味深い。
これとは別に、北朝鮮が核実験を近く実施するという情報もある。弾道ミサイルに続き核実験もということになれば、いよいよトランプ時代の2017年のような緊迫した状況になりかねない。バイデン政権が北朝鮮政策を決めたと言うが、それに対する返答がもうすぐ見られるようになるかもしれない。
「北朝鮮が核実験の可能性」…米情報当局トップが同時に警告
4/30(金) 15:50配信 中央日報日本語版
先月、北朝鮮がおよそ1年ぶりに弾道ミサイル発射を再開するなど挑発の動きを見せている中、米軍事情報当局のトップが北朝鮮の核実験の可能性について警告した。
米国防情報局(DIA)のスコット・ベリエ長官は29日(現地時間)に開かれた米上院軍事委員会の公聴会に先立ち、「全世界の脅威評価」と題した書面報告でこのような見方を示した。ベリエ長官は「北朝鮮は今年も核とミサイル、軍事現代化の努力を継続するはず」とし、北朝鮮が外交交渉力を強化するために弾道ミサイル試験発射のほか核実験も実施する可能性があると伝えた。また「北朝鮮は米国の圧力、韓米連合訓練などをこうした挑発の正当化の口実として使うだろう」とし「大量の短距離弾道ミサイル(SRBM)と長射程砲、または多連装ロケット(放射砲)発射、またはサイバー攻撃を敢行したり、追加の核装置爆破試験をする可能性がある」と明らかにした。
ベリエ長官は「北朝鮮軍は朝鮮半島を統一したり、持続的な衝突を支援する全般的な能力は不足する」としながらも「全方向の軍事的挑発と致命的で制限的な目標攻撃を遂行し、自国の領土を防御する力は備えている」と評価した。続いて「大規模な砲兵と歩兵を前進配置した北朝鮮軍は、いかなる警告もせず在韓米軍と韓国軍を攻撃する可能性がある」と懸念を表した。
北朝鮮の武器現代化もこうした懸念を深める要素だ。ベリエ長官は報告書で「昨年10月の軍事パレードで(タンク、地対空ミサイル、海岸防御巡航ミサイル発射装置など)いくつか新しい通常兵器を公開した」とし「北朝鮮は現在、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載するために潜水艦の一つを改良中」と明らかにした。
北朝鮮がSRBM推進体を液体から固体燃料に転換した点にも注目した。ベリエ長官は「北朝鮮は2019年5月以降、3つの類型の固体推進SRBMを何度か発射した」とし「韓国全域を標的に大規模な一斉攻撃を速かに準備して実行できるよう数十基の新しい発射装置を公開した」と分析した。
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