【朗報】日本勢が韓国打倒に乗り出す 電気自動車開発に2.9兆円投資

電気自動車の市場が広がりつつあるのを見て、日本勢が満を持して登場だ。中国製や韓国製では発火や事故の懸念が払拭できない現状での日本製は歓迎されるだろう。今年の研究開発だけで2.9兆円を投じるらしく、これは韓国の同期間の3倍となる。韓国を3倍のスピードで追い越す準備が整ったとも言える。


EVで後れた日本の自動車業界、今年の研究開発に2.9兆円…韓国の3倍
6/7(月) 7:12配信 朝鮮日報日本語版

電気自動車(EV)市場で相対的に頭角を現せずにいた日本の自動車業界が今年、大規模な研究開発投資で追撃に乗り出す。

日本経済新聞は5日、日本の自動車メーカー6社(トヨタ、日産自動車、ホンダ、マツダ、SUBARU、三菱自動車)による今年の研究開発費が前年度比7%増の2兆8870億円になると報じた。コロナの影響で減少していた研究開発費を再び増やし、過去最大規模の資金を投じる。韓国の自動車業界による研究開発費(8兆4000億ウォン=8280億円、2019年)の3倍の規模だ。日経は今年の研究開発のターゲットが電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)になると指摘した。

過去最大の研究開発費を主導するのは日本の業界1、2位のトヨタとホンダだ。トヨタは6%増の1兆1600億円、ホンダは8%増の8400億円を投じる。トヨタは最近、30年にEVやFCVを世界で200万台販売する目標を打ち出した。開発期間を従来のエンジン車より40%短縮し、25年までに新型車9車種を含むEV15車種を売り出す計画だ。

ホンダは4月末、40年までに新車販売の全てをEVとFCVに切り替える戦略を表明した。EV開発だけで今後6年間に5兆円を投じる。日産は過去2番目の規模の5400億円を投資する。売上高に占める研究開発費の割合は5.9%で、6社で最も高い。

日本の自動車業界はEV戦略で相対的に保守的だった。トヨタとホンダはハイブリッド車の販売に集中し、日産は世界初のEV量産モデルで先行したが、経営難で車種を多様化できなかった。昨年の日本勢のEVの世界シェアは20年で5%にとどまったのに対し、米テスラは約50万台を販売し1社でシェア23%を握る。独フォルクスワーゲン(VW)グループ11%(23万台)だ。現代自動車グループのシェア(7%、20万台)も日本の自動車業界に比べ高かった。韓国自動車研究院のイ・ハング研究委員は「トヨタのような企業は体制を素早く転換すれば、主要メーカーをすぐに抜き去る可能性が高い」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6097dac26f505a0461c782ac3e9d43eae9edd21

テスラが韓国で売れるのは技術力で劣る証

こうした巨額投資の背景には、米国のテスラが日本への大規模進出を予定しているからという憶測もある。韓国ではすでに市場を取っているが、日本では1年間で2,000台しか売れていないそうだ。日本が電気自動車に乗り遅れれば、テスラのような外資に一斉にやられるとする専門家の声が紹介されていた。


日本で2000台しか売れないテスラを日本メディアが心配する理由=韓国報道
6/7(月) 8:56配信 WoW!Korea

日本では韓国の代表的な電気自動車が不毛だ。昨年テスラが日本で販売した電気自動車は2000台にも満たない。カー・イズ・ユー・データ研究所の調査結果によると、同期間の韓国での販売数は1万1826台と差が大きく開いた。「テスラは日本で一度も人気を集めたことがない」(マーケットウォッチ)という評価が出てくるほどだ。

電気自動車の市場自体も大きくない。日本での2019年の総新車販売台数比電気自動車のシェアは1%を下回った。これは米国の半分、EUの12%にも満たない数値だ。

そんな中「このままでは日本車も苦労するだろう」と懸念する声が出てきている。全世界の自動車のパラダイムが燃料車から電気自動車に移っていく中、日本を代表する自動車メーカー、トヨタがハイブリッド一筋に固執しているためだ。ハイブリッドは燃料車と電気自動車の中間で、電気自動車への切り替えが遅いトヨタが戦略的にハイブリッドを選んだとみられる。

自動車ジャーナリストの五味康隆は3日、日本の週刊誌プレジデントに日本が電気自動車の流れに乗り遅れれば、トヨタだけでなく日本の基幹産業である自動車産業全体が打撃を受けるだろうと警告した。こうなると日本経済全体がダメージを受けるという懸念だ。

彼が名前を出した最も脅威的な相手はテスラである。彼は「日本人はテスラの名前しか知らないが、テスラは日本人が知らない野望を持っている」とした。テスラは従来の自動車業界の常識をすべて覆す「究極の合理主義体質の企業だ」と表現した。

革新的なテスラの電気自動車は今や「金持ちのおもちゃ」にとどまらないと彼は予想した。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は昨年9月に「自動運転機能を搭載した電気自動車の価格を2万5000ドルに引き下げた新型電気自動車を2023年までに発売する」と述べた。マスクの抱負が現実する場合、再生可能エネルギーを活用すれば補助金がもらえる日本では、1000万ウォン(約98万円)台でテスラの電気自動車を購入することができるようになる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7e2300eaa0a11be0398eb93ac367da9bf59678db

日本では左ハンドル車が敬遠されるのもあり、自動車産業においてはソフトウェア産業ほど米国製のブランドが尊くはない。むしろ英国製やフランス製、イタリア製の方がはるかに人気がある。コメント欄では韓国でテスラが売れるのは、その分野でむしろ韓国が遅れていることの表われだとする意見があった。そもそもテスラに乗る層とトヨタに乗る層が重なるとは思えず、日本における競合はドイツ社や皮肉にもつま先ほども売れていない韓国車ということになりかねない。

そうは言ってもここまで投資を増やしているからには、次世代の一大産業市場を一気に奪うだけの勝算があるに違いないとみる。すばり韓国企業から市場を奪うことが可能なはずだ。韓国の電気自動車は欧州でよく売れているそうだから、そこを奪いにいくのが令和時代の日本と言えるだろう。