(CNN) 米フロリダ州ロイヤルパームビーチのスーパー内で10日に発生した発砲事件で、容疑者が最初に1歳の男児を射殺し、その後に犯行を止めようともみ合っていた69歳の祖母を撃って殺害していたことが12日までにわかった。
同州パームビーチ郡の保安官事務所によると、55歳の男の容疑者は犯行後に自殺していた。凶行の動機は不明。男と被害者に面識があったなどの事実は把握されていない。
容疑者はソーシャルメディア上に「子どもを含む他者の殺害への欲望」を書き込んでいたという。
保安官事務所の調べによると、容疑者は現地時間10日の正午直前、歩行用の杖のようにゴルフのクラブのパターを持って入店。
その後、男児と祖母が青果コーナーへ現れた数分後に、容疑者が2人へ近づき、銃でショッピングカート内にいた男児へ最初に発砲。その後、もみ合って床に倒れた祖母を射殺していた。この後に、容疑者も自殺していた。
保安官らが現場に急行後、被害者と容疑者の遺体を見つけていた。