バイデン米大統領、スイスに到着 プーチン氏と会談へ



NATO首脳会議後、記者会見するバイデン米大統領/OLIVIER HOSLET/AFP/POOL/Getty Images

NATO首脳会議後、記者会見するバイデン米大統領/OLIVIER HOSLET/AFP/POOL/Getty Images

ブリュッセル(CNN) 米国のバイデン大統領は15日、スイス・ジュネーブに到着した。バイデン氏はジュネーブでロシアのプーチン大統領と会談を行う。欧州への外遊は、プーチン氏との対談を前に西側諸国の団結を示すよう設計されていた。

バイデン氏は過去1週間、各国首脳や安全保障問題の専門家、顧問らとの協議に時間を費やし、さまざまな資料に目を通し、プーチン氏を前に座った時、どのような発言をするのか考えを巡らせてきた。

バイデン氏は、主要7カ国首脳会議(G7サミット)や北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に参加し、ドイツやポーランドなど少なくとも20人以上の首脳と米ロ首脳会談について協議した。

バイデン氏は首脳会談で、プーチン氏にどのような発言をするのか明言はしていないが、メッセージの大枠については明らかにしており、米ロ関係にある程度の安定性をもたらすのに対面での会談は必要だとの認識を示している。

バイデン氏は「わたしは、プーチン大統領に対し、もしプーチン氏が選べば我々が協力できる分野があると明確にする。そして、もし、プーチン氏が協力を拒み、サイバー攻撃や他の活動など過去に関与した方法で行動するならば、我々は対応する」と述べた。

米当局者によれば、バイデン氏はプーチン氏と現地時間午後1時に会談する。プーチン氏が先に現場に入り、写真撮影の前に両人ともスイス大統領の歓迎を受ける。

会談には米国のブリンケン国務長官とロシアのラブロフ外相も参加する。会談は4~5時間が予定されているが、もっと長くなる場合もある。一緒に食事をとることは予定されていない。会談後の記者会見も別々に行われる予定。



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