バイデン米大統領夫妻、愛犬チャンプの死を公表


米大統領夫妻、愛犬の死を公表

(CNN) バイデン米大統領夫妻は19日、13年前から飼っていた愛犬のジャーマンシェパード、チャンプが死んだことを明らかにした。

ホワイトハウス当局者によると、チャンプはデラウェア州ウィルミントンにある一家の自宅で最期を迎えた。

夫妻は声明で、チャンプが静かに息を引き取ったと報告。家族全員がこの13年間ずっと、チャンプを大切な伴侶として可愛がってきたと振り返った。

夫妻によれば、暖炉の前で家族の足元に横たわってくつろいだり、ホワイトハウスの庭で日なたぼっこをしたりするのが大好きだった。子犬のころは楽しそうにゴルフボールを追い掛けたり、孫たちと庭を走り回ったりしていたが、最近は高齢のため体の衰えが目立っていた。

一家は2008年大統領選でバイデン氏の副大統領就任が決まった数週間後に、ブリーダーからチャンプを引き取った。ジル夫人が選挙前、当選したら犬を飼おうと約束していた。バイデン氏が父親から呼ばれていた愛称「チャンプ」にちなんで、同氏の孫たちが名付けたとされる。

一家は18年11月にもう1頭、動物保護団体からジャーマンシェパードの子犬メイジャーを引き取った。2頭はバイデン氏の大統領就任とともにホワイトハウス入りしたが、メイジャーが人にかみついたため、3月には一時デラウェア州へ戻っていた。



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